高島の地に受け継がれる伝統行事で、小樽市指定無形民俗文化財にもなっている高島越後盆踊りの行事が、今年も2026年8月14日(金)〜16日(日)の3日間の日程で開催されました。
場所はいつもの高島児童公園(高島稲荷神社に隣接)で、盆踊りの時間は19::00〜21:00まででした。
また、その前には、子どもたちが楽しめるようにと今年も高島子供盆踊りが17時から開催され(当初は16時からの予定でしたが、連日猛暑の予報のために変更)、18:30からは高校生以下対象に大抽選会なども行われたようです。
高島越後盆踊りの行事は、一昨年(2024年)から少し様子が変わり、日程はそれまでの8月18日~20日固定開催から、そこに近い金・土・日曜日の開催となり、同年発足した高島越後盆踊り実行委員会主催で開催されています。
私は8月15日(土)の夜にちょっとだけ見に行ってきたので、その様子をお伝えしますね。
高島児童公園には高島稲荷神社側から入っていったのですが、暗い社殿横から公園までは誘導灯が設置されていて助かります。高島児童公園に着いたのは20:20頃でした。



例年通りに会場中央に櫓が組まれ、提灯が掲げられていて、これも一昨年からですが、会場では食べ物や飲み物の販売が充実していて、ゆっくり飲み食いしながら踊りを見ることもできるテーブルと椅子が並んでいます。




着いた頃は踊りも終盤に入っていたせいか、浴衣に編笠をかぶった保存会の皆さんの他にも地元の方々と思われる一般の参加者もその輪に加わっていて、踊りの輪は二重、三重となっていました。


古平正調越後盆踊り保存会の皆さんや石狩越後盆踊り保存会の皆さんも参加されていたそうです。

踊りは2つの形態のものを一つの流れとして交互に行うのが特徴とのことで、見ていてもなかなか難しくて、すぐには覚えられそうにないのですが、その踊りは独特でしなやかで優雅で、踊る姿についつい見入ってしまいます。


櫓の上で奏でられるお囃子は生演奏で、太鼓・笛のみの伴奏で歌との掛け合いで行われ、男性と女性の歌い手がいます。歌詞は労働歌を中心に 民謡・俗曲・恋歌など、様々な内容でなんと約190とか200とかあるとか。

“どっこいどっこい”といった掛け声もいいんですよね。
平成13年(2001年)に小樽市の無形民俗文化財に指定された高島越後盆踊りは、その名の通り越後(新潟)にルーツをもつ盆踊りです。
高島といえば、古くから優れた漁場をもって栄えた地域ですが、明治時代には本州からの移住者が増え、中でも新潟県北蒲原郡紫雲寺町(現在は新発田市に編入)の当時大火のあった藤塚浜地区からの移住者が多かったそうです。
その移住してきた方々が、お盆に先祖の眠る故郷に思いをはせながら故郷の盆踊りを踊り、それが高島に定着したそうで、そうやって伝えられてきたのがこの高島越後盆踊りなんですね。
現在は「高島越後踊り保存会」を中心に、地元の人々の手によって保存・伝承されていて、踊りを知ってもらうために、市内各所で踊りを披露する機会を増やしていて、イベントなどで目にする機会も増えています。

そうそう、公園に駐車場はなく、会場へ向かうには中央バスを利用するしかないのですが、帰りの高島3丁目発小樽駅行きの週末の最終便が20:14発なので(2026年現在)、終盤の踊りが盛り上がっているところを見られないのが難点です(私は今回は奥さんに迎えにきてもらいました)。
※以下は高島越後盆踊りの行事について、小樽市のHPからの引用です。
高島地区は古くから漁業で栄えた地域であり、本州からの移住や往来が盛んに行われました。特に、津軽地方と新潟県北蒲原郡紫雲寺(現在の新発田市)からの移住者が多く集まり、その土地の文化・風習が持ち込まれました。
高島越後盆踊りの行事は、紫雲寺出身者が伝えた、盆踊りを中心にした盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事です。
高島越後盆踊りの特徴は、近代以前の盆踊りの形態を残していることや、踊りは二つの形態のものを一つの流れとして交互に行うことなどがあります。現在も地域に根差した伝統行事として、「高島越後踊り保存会」を中心に地元の人々の手によって連綿と保存・伝承されています。
高島越後盆踊りの行事 | 小樽市
ということで、今年も8月14日(金)〜16日(日)の3日間の日程で開催された、小樽市指定無形民俗文化財にもなっている高島越後盆踊りの行事の様子でした。
※Instagram:高島越後踊り保存会
※高島越後盆踊りの行事 | 小樽市
※参考:高島越後盆踊り(小樽市指定無形民俗文化財)・高島子供盆踊り…8/14~16 高島児童公園にて開催 | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
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