昨日は能舞台の床みがきのイベントに参加しました。
冬季間雪囲いで覆われていた舞台が６月より一般公開されますが、それに先立って行われました。
「旧岡崎家能舞台を生かす会」の主催により、毎年この時期におこなわれます。
今回は２０人を超す大勢の方の応募があり、会場は賑わいをみせていました。



床みがきの後は、会による謡や鼓の発表とともに、私の能面講話も行いました。
モデル面を顔に付けて、面を通しての景色を眺めながら愉しんでいる様子が印象的でした。

今年も恒例となった能面とモデル面の展示を行います。
展示は月替わりで展示替えをする能面３面と、右手に展示したモデル面（木地仕上げ品）１８面です。
モデル面は期間中常設展示となります。



５月の能面は「平型般若」「小面」「景清」の３面です。




モデル面
上段　６面　左から 「獅子口」「大飛出」「小天神」「野干」「赤般若」「一角仙人」
中段　６面　　　　　　「笑尉」「重荷悪尉」「邯鄲男」「蝉丸」「噓吹」「猿」
下段　６面　　　　　　「天女増」「若女」「節木増」「姥」「泥眼」「痩女」



尚、能衣装の出で立ちで、六体の木目込み人形も飾っています。

展示期間：５月～９月　　　　
確認したいことが有りましたら小樽市民会館HP又は電話（ＴＥＬ0134-25-8800）にてお願いいたします。
※　展示ブースの観覧は無料