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ときどきの記 from 小樽 - 記事一覧
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発行日時
見出し
2025.05.29
新緑の落合ダム
今シーズン初めてカヤックを漕ぐのは海ではなくて、赤井川村の落合ダム。
昨年まで湖沿いに進む林道が
崖崩れで通行止めになっていたので
来るのは3年ぶりです。
漕ぐ距離はわずかですが、新緑の景色を見るだけでも
心地のよい時間でした。
ツツドリの声がポンポンポン……と響いてきました。
そろそろ海へも行こう。
2025.05.20
2025春 小樽の桜
ゴールデンウィークの終盤になって小樽市内いくつかの桜を見えてきました。
まずはおなじみ、手宮公園。
開花のタイミングとしては申し分なし。
花の付き方もいいようです。
ただ傾斜地にある公園の上の方は、
以前に比べると桜の木そのものが
減っているように思われました。
台風の被害もあったようで、そのせいなのか。
そこから進んで手宮緑化植物園。
桜の枝越しに港を見下ろせる風景がすばら...
2025.05.18
半年ぶりに
昨年の秋以来、実に半年間も投稿をしていませんでした。冬のあいだ多忙で投稿が面倒、それに加えて
ネタになるようなことを何もしていなかったのですが、
春になって少し落ち着いたところで、また再開します。
手始めに桜の話題でも。
2週間あまり前になりますが……。
今年は桜のシーズン前から開花が早いのでは、
との予想があったようですが、
結局5月に入ってすぐ開花と、平年並みでした。
5月1...
2024.11.30
戸井線 アーチ橋の跡
函館市街の東側で、もうひとつ立ち寄ったのがここ、旧戸井線のアーチ橋。
旧戸井線とは戦時中、津軽海峡防衛のため
建設が急がれながら、結局は
完成することなく終わった「未成線」です。
予定された線路の終端に近い戸井地区では
いくつかの橋などが残っています。
なかでも規模が大きいのが
このコンクリート製アーチ橋。
住宅のすぐ背後にあり、
橋付近まで入ってはダメという内容の
看板が立っていま...
2024.11.21
「日浦洞門」を通ってみた
函館市街から恵山方面に向かいました。メインの道路は国道278号ですが、
途中に1箇所、国道が山側を通り、
海沿いの旧道が残された区間があります。
険しい断崖が海岸に迫っているため
道路には狭いトンネルが連なり、
ちょっとした秘境的(?)趣のある道です。
西側(函館市街側)の旧道入口付近。
道はけっこう狭い。
けれどバスも通るらしいです。
道が開かれたのは昭和4年。
今は7つのトン...
2024.11.19
函館・外人墓地
函館に行ってきました。6月以来、今年2回目。
着いた日の夕方、外人墓地を訪ねました。
公的には「外国人墓地」というようです。
以前は外人……でしたが、ガイジンってどこか侮蔑的・差別的なニュアンスが漂うせいか、
最近は他の文言でもあまり使われなくなっているようです。
でも「外人墓地」は古くから使われてきた言葉だから、安易に変えるのはどうかなと思います。
それはさておき、函館の外人墓...
2024.10.25
積丹・ローソク岩
カヤックを漕げる季節も残りわずか。今年は休みが少なく、天候のコンディションがなかなか合わず、
海に出た回数はわずかでした。
このシーズンの最後として余市・白岩海岸へ。
風がやや強めだったので最初は湾内でのちょい乗り程度のつもりでした。
例の洞窟に“お参り”して、帰ろうかと思いましたが……。
遠くに見えるローソク岩に、なんだか呼ばれた気がして。
つい漕ぎ進んでしまいました。
白岩海岸からは...
2024.09.14
大型船、来たる。
今シーズンはクルーズ船をあまり見ていませんが、ちゃんと来ています。
今シーズンからは第三埠頭が改修されたため、
従来は勝納埠頭に入っていた大型船も、
こちらに入れるようになりました。
勝納埠頭は市街中心部から遠いという難点が
これで解消されたわけですね...。
先日(2024.9.7)、第三埠頭に入っていたのが
小樽初寄港となる〈カーニバル・パノラマ〉。
名前からしてなにやら賑やかな感...
2024.09.02
道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?
北海道博物館で開催中の特別展『みんなの鉄道 がんばれ!地域の公共交通』を
見てきました。
まあ内容的には北海道のオーソドックスな鉄道史で、
特に目新しいところはなかったけれど、
常設展も含め、楽しんできました。
ところで道博に行ったついでに、
あれはどうなっているのか……。
北海道百年記念塔の跡地です。
1970年、開道百年を記念して完成したが、
老朽化が進んで危険との理由で
2...
2024.07.09
函館へ行こう【5】
函館の最終章は汐首山。市街地から恵山方面に向かう途中にある山です。
標高はわずかに290m、地理院地図に
山の名は載っていません。
この山に何がいるかといえば、野生馬です。
むかし放牧されていたのが野生化したとか、
詳しく確かなことはわからないのだけれど、
とにかく自然のままに暮らしている馬がいると。
山への登り口は、国道から脇道に入った奥にありますが、
標識の類は何もなし。
下調べ...
2024.07.04
函館へ行こう【4】
函館では湯の川温泉に1泊しましたが、翌朝、出掛けたのが温泉街からほど近い湯倉神社。
旅先では神社にわりとよく行きます。
信仰心は薄いのだけれど、
建物や狛犬、灯籠など由緒ものを見るのが楽しいです。
場所柄なのか、旅行者らしき人が多く
けっこう賑わっていました。
手水鉢は自然石。
一枚岩ではないようですが。
ご神木、大きなオンコの木です。
狛犬は新しそう。
けっこう今風というか、ポケモン...
2024.06.22
函館へ行こう【3】
翌朝、まず行ったのは笹流ダム。
市街地の外れにあるダムですが、
バットレスダムという
珍しい工法で造られたダムです。
去年の夏にも訪れましたが、
ダム周囲の雰囲気もなかなかステキで
再訪してみることに。
独特な姿の堤体が見えてきた。
ここから森の中の道をひと登りして
ダム上に進みます。
木のほとんどは杉です。
杉は道南地方にしかないので、
なんだか違う国に来たような感じ。
堤体...
2024.06.20
函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園
八雲を過ぎて南下、函館市に近付きますが、そのまま市内には入らず西側にそれ、
向かうのは北斗市の渡島当別。
トラピスト修道院を目指しました。
建物に向かって一直線に伸びる並木道が有名。
500mほどもあり、おもに杉の木、それに
ポプラも交じっているようです。
建物には入れません。
このあと函館の市街地へ。
函館公園に寄りました。
古色漂う洋館は、旧博物館。
1号、2号と建物は2棟...
2024.06.18
函館へ行こう【1】
思い立って函館に行くことにしました。函館市内に入る前に立ち寄ったのが、八雲町。
北海道みやげとして知られる木彫り熊は
ここが発祥の地です。
町内には〈木彫り熊資料館〉というのがあり、
そこに寄ります。
なぜ八雲で木彫り熊か……というストーリーは
なかなかおもしろく、深いです。
八雲は明治の初め、旧尾張藩の藩主・徳川慶勝が
家臣たちを移住させたことに始まる町です。
そもそも「八雲」とい...
2024.06.11
北海道開拓の村
札幌市厚別区の「北海道開拓の村」へ行ってきました。北海道内各地にあった古い建築を移築した野外博物館です。
数年に1度は訪れます。
人が歩くくらいの速さでのんびり進む馬車鉄道。
札幌の市電も、もとは馬車鉄道でした。
三〼(サンマス)は、小樽にあった蕎麦屋。3年ほど前まで銭湯「小町湯」を経営していた河本家はかつてこの蕎麦屋も営んでいました。