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ときどきの記 from 小樽 - 記事一覧
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2024.11.30
戸井線 アーチ橋の跡
函館市街の東側で、もうひとつ立ち寄ったのがここ、旧戸井線のアーチ橋。
旧戸井線とは戦時中、津軽海峡防衛のため
建設が急がれながら、結局は
完成することなく終わった「未成線」です。
予定された線路の終端に近い戸井地区では
いくつかの橋などが残っています。
なかでも規模が大きいのが
このコンクリート製アーチ橋。
住宅のすぐ背後にあり、
橋付近まで入ってはダメという内容の
看板が立っていま...
2024.11.21
「日浦洞門」を通ってみた
函館市街から恵山方面に向かいました。メインの道路は国道278号ですが、
途中に1箇所、国道が山側を通り、
海沿いの旧道が残された区間があります。
険しい断崖が海岸に迫っているため
道路には狭いトンネルが連なり、
ちょっとした秘境的(?)趣のある道です。
西側(函館市街側)の旧道入口付近。
道はけっこう狭い。
けれどバスも通るらしいです。
道が開かれたのは昭和4年。
今は7つのトン...
2024.11.19
函館・外人墓地
函館に行ってきました。6月以来、今年2回目。
着いた日の夕方、外人墓地を訪ねました。
公的には「外国人墓地」というようです。
以前は外人……でしたが、ガイジンってどこか侮蔑的・差別的なニュアンスが漂うせいか、
最近は他の文言でもあまり使われなくなっているようです。
でも「外人墓地」は古くから使われてきた言葉だから、安易に変えるのはどうかなと思います。
それはさておき、函館の外人墓...
2024.10.25
積丹・ローソク岩
カヤックを漕げる季節も残りわずか。今年は休みが少なく、天候のコンディションがなかなか合わず、
海に出た回数はわずかでした。
このシーズンの最後として余市・白岩海岸へ。
風がやや強めだったので最初は湾内でのちょい乗り程度のつもりでした。
例の洞窟に“お参り”して、帰ろうかと思いましたが……。
遠くに見えるローソク岩に、なんだか呼ばれた気がして。
つい漕ぎ進んでしまいました。
白岩海岸からは...
2024.09.14
大型船、来たる。
今シーズンはクルーズ船をあまり見ていませんが、ちゃんと来ています。
今シーズンからは第三埠頭が改修されたため、
従来は勝納埠頭に入っていた大型船も、
こちらに入れるようになりました。
勝納埠頭は市街中心部から遠いという難点が
これで解消されたわけですね...。
先日(2024.9.7)、第三埠頭に入っていたのが
小樽初寄港となる〈カーニバル・パノラマ〉。
名前からしてなにやら賑やかな感...
2024.09.02
道博『みんなの鉄道』、ついでにあの塔は?
北海道博物館で開催中の特別展『みんなの鉄道 がんばれ!地域の公共交通』を
見てきました。
まあ内容的には北海道のオーソドックスな鉄道史で、
特に目新しいところはなかったけれど、
常設展も含め、楽しんできました。
ところで道博に行ったついでに、
あれはどうなっているのか……。
北海道百年記念塔の跡地です。
1970年、開道百年を記念して完成したが、
老朽化が進んで危険との理由で
2...
2024.07.09
函館へ行こう【5】
函館の最終章は汐首山。市街地から恵山方面に向かう途中にある山です。
標高はわずかに290m、地理院地図に
山の名は載っていません。
この山に何がいるかといえば、野生馬です。
むかし放牧されていたのが野生化したとか、
詳しく確かなことはわからないのだけれど、
とにかく自然のままに暮らしている馬がいると。
山への登り口は、国道から脇道に入った奥にありますが、
標識の類は何もなし。
下調べ...
2024.07.04
函館へ行こう【4】
函館では湯の川温泉に1泊しましたが、翌朝、出掛けたのが温泉街からほど近い湯倉神社。
旅先では神社にわりとよく行きます。
信仰心は薄いのだけれど、
建物や狛犬、灯籠など由緒ものを見るのが楽しいです。
場所柄なのか、旅行者らしき人が多く
けっこう賑わっていました。
手水鉢は自然石。
一枚岩ではないようですが。
ご神木、大きなオンコの木です。
狛犬は新しそう。
けっこう今風というか、ポケモン...
2024.06.22
函館へ行こう【3】
翌朝、まず行ったのは笹流ダム。
市街地の外れにあるダムですが、
バットレスダムという
珍しい工法で造られたダムです。
去年の夏にも訪れましたが、
ダム周囲の雰囲気もなかなかステキで
再訪してみることに。
独特な姿の堤体が見えてきた。
ここから森の中の道をひと登りして
ダム上に進みます。
木のほとんどは杉です。
杉は道南地方にしかないので、
なんだか違う国に来たような感じ。
堤体...
2024.06.20
函館へ行こう【2】 トラピスト修道院&函館公園
八雲を過ぎて南下、函館市に近付きますが、そのまま市内には入らず西側にそれ、
向かうのは北斗市の渡島当別。
トラピスト修道院を目指しました。
建物に向かって一直線に伸びる並木道が有名。
500mほどもあり、おもに杉の木、それに
ポプラも交じっているようです。
建物には入れません。
このあと函館の市街地へ。
函館公園に寄りました。
古色漂う洋館は、旧博物館。
1号、2号と建物は2棟...
2024.06.18
函館へ行こう【1】
思い立って函館に行くことにしました。函館市内に入る前に立ち寄ったのが、八雲町。
北海道みやげとして知られる木彫り熊は
ここが発祥の地です。
町内には〈木彫り熊資料館〉というのがあり、
そこに寄ります。
なぜ八雲で木彫り熊か……というストーリーは
なかなかおもしろく、深いです。
八雲は明治の初め、旧尾張藩の藩主・徳川慶勝が
家臣たちを移住させたことに始まる町です。
そもそも「八雲」とい...
2024.06.11
北海道開拓の村
札幌市厚別区の「北海道開拓の村」へ行ってきました。北海道内各地にあった古い建築を移築した野外博物館です。
数年に1度は訪れます。
人が歩くくらいの速さでのんびり進む馬車鉄道。
札幌の市電も、もとは馬車鉄道でした。
三〼(サンマス)は、小樽にあった蕎麦屋。3年ほど前まで銭湯「小町湯」を経営していた河本家はかつてこの蕎麦屋も営んでいました。
2024.05.31
安平町の菜の花畑
1週間ほど前ですが、安平町の菜の花畑を見てきました。安平=あびら です。
読めないよね、普通。
安平って正直なところ、あまり目立った観光地がなく
これまでも通り過ぎるだけのことの多い町でした。
しかし、主要道路から少し外れると、
なかなか絵になる田園風景が広がっていました。
ちょっと美瑛あたりの雰囲気。
目指す菜の花畑はこんな具合です。
人が集まっているのは、
イベントか何かや...
2024.05.28
QE II、山の上から
今シーズン、小樽港にはすでに何度かクルーズ船が入港しています。
従来、勝納埠頭に入っていた大型船が
街なかの第三埠頭に停泊するようになったのは
今季から。
船を見るのは今シーズン初です。
前回、D-Prinは高台から見ていたのだけれど、
定刻を30分以上過ぎても動かないので、
途中リタイア。
今日(2024.5.27)は、クイーンエリザベスが来る日です。
夕方は家にいたので、港に行く...
2024.05.18
三笠鉄道の村
先日、三笠鉄道の村に行ってきました。7-8年前に行ったことがありますが、
あまり賑わっている時期ではなかった。
今回はずばり、こどもの日。
大にぎわいです。
やはり主役はこれ、S-304。
片道300mくらいの線路ですが、
石炭を焚いて走る蒸気機関車です。
場内にはこんなのも走っていました。
人が歩く通路に線路が敷かれているので、
ぼんやり歩いていると危ない!
でも何かこの自由度が高い感じが...