あれは確か夏休みに入る前の7月上旬のことでした。
「小樽手打ちそば群来の会」代表の須藤雅司氏から電話が掛かってきた。
「オヤジさん、まさか『そばもん』を知らないわけないです
よね?」
「ん! あの漫画の『そばもん』か、失礼な、蕎麦屋で読ん
でないのいるか?」
「ですよねぇ、でね、その『そばもん』の漫画家・山本おさ
むさんが来樽されるんです。
『にしん群来そば』を、『そばもん』誌上で紹介してくれ
るって、話です。」
「そりゃ、凄い! 頑張れよな。」
「あのですね、オヤジさん、籔半にも一緒に連れていきます。
『にしん群来そば』を是非山本先生に。」
ってなわけで、季節は夏になり御来店頂いた。
もの静かななかに気さくさもあって。
右から「小樽手打ちそば群来の会」代表・須藤雅司氏、そばもん・作者・山本おさむ氏、女将、蕎麦屋親爺。
その取材のときの会話をもとにした、
そばもんーニッポンそば行脚ー第167話そばクルーズ北海道後編1
が、小学館ビッグコミック・10月25日号に掲載されました。
「にしん群来そば」を開発し、それを自分だけのものにせずに観光小樽の新たな商品力にし、暖簾をだす蕎麦屋にもメニュー化をと働きかけてきた「にしん」と「手打ちそば」に賭ける、鰊プロジェクトの発案者・「小樽手打ちそば群来の会」代表の須藤雅司氏が、実に格好良く描かれています。
そして、あの、その、
弊店小樽・蕎麦屋・籔半と店主の私も(^_^;)
鉢巻きの柄から弊店外観・店内・私の顔のシミまで描かれて、若女将が私の顔をジロジロチェックし、笑ってくれて。
取材の際には、
所蔵のコミック版にもサインを。
しかし、コミック版はすでに17巻目が発売されているにに、まだ14巻目までしか購入しておらず、ちょっと恥かいて。(^_^;)
その作者・山本おさむ氏、北海道取材を終えて帰宅されてからご丁寧に弊店に色紙まで送っていただきました。
ありがたいです。
皆さんももしご興味ありましたなら、ビックコミック10/25号をご購入ください。